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取り組み・実績 / 盆栽園・観光

慣れた作業を残しながら、予約から請求までを整える。

旅行会社とのメール、カレンダーへの予約登録、請求書への入力。別々に行っていた仕事を少しずつつなぎ、運営するご夫婦が無理なく使える仕組みに整えています。

対象
盆栽園の体験・見学予約、請求に使う情報の管理
支援内容
クラウドでの情報共有 / Gmailの整理・使い方のサポート / 返信案作成・予約整理の支援 / 予約管理シートの整備
現在の状況
運用しながら継続改善中。コース・料金の見直しに合わせ、請求の流れを調整しています。
使用した道具
Gmail / Google Workspace Studio / Gemini Notebook / Gemini / Googleカレンダー / Googleスプレッドシート / Googleドライブ

予約・売上・請求を、それぞれ手入力していた

体験や見学の予約は、旅行会社と何度かメールでやり取りし、内容が決まったら1件ずつカレンダーアプリへ手入力していました。

売上はご主人がExcelで管理していましたが、十分に整理しきれない部分もありました。請求書は奥さまが担当し、カレンダーを確認しながら、Wordに1件ずつ入力して保存。同じ予約の情報を、別々の場所で扱う作業が続いていました。

PCもそれぞれ別のものを使い、ファイルは各自のデスクトップで管理。問い合わせにも別々のメールアカウントで対応していたため、予約に関する情報や対応の状況が分かれていました。

きっかけは、「スプレッドシートを使ってみたい」

最初から大きなシステムを導入する話だったわけではありません。ご本人たちの「スプレッドシートを使ってみたい」という相談が出発点でした。

Google Workspaceの利用も検討されていたため、まずは設定を一部サポート。その後、実際の仕事の進め方を聞きながら、予約管理から請求までをどうつなぐか、一緒に考えていきました。

PC操作にまだ慣れていないことも踏まえ、これまでの作業感を残すことを大切にしました。一度に全部を変えるのではなく、「前よりラクになった」「使ってみると楽しい」と感じられる変化を目指しています。

それぞれのPCから、同じ情報を見て対応できるように

各自のPCの中に分かれていた業務情報を、クラウドで共有する形へ。Googleドライブやスプレッドシートを使い、2台のPCから同じ情報を確認しながら対応できる環境を整えました。

ご夫婦がそれぞれのPCで作業しながらも、同じ予約情報や管理シートを見られること。自動化に取り組む前に、まずは一緒に仕事を進めるための土台を整えることを大切にしました。

受信トレイには、これから対応するメールを

問い合わせメールがたまり、対応済みか、まだ対応が必要なのかを把握しづらくなっていたため、Gmailの整理の仕方もお伝えしました。

活用したのはアーカイブ機能です。対応が終わったメールはアーカイブし、受信トレイには未対応・対応途中のメールを残す運用に。過去のやり取りを残しながら、今対応する必要のある問い合わせを見つけやすくしました。

旅行会社への返信案を、必要な情報をもとに下書き

一部の決まった旅行代理店とのやり取りを除き、体験・見学予約のメールに対して、返信案を下書きする流れをGoogle Workspace Studioで作成しました。

料金表やキャンセルポリシーなどは、Googleドライブ内のスプレッドシートに整理。そのシートをGemini Notebookの参照元にして、返信に必要な情報をまとめています。料金などの変更も、元のシートで管理できる形にしました。

メールを受け取ると、対象となる問い合わせかを判定し、参照情報をもとに返信案を作成します。自動化するのは下書きまで。内容を確認してから送れるようにしています。

Google Workspace Studioの設定画面。メール受信、対象の判定、条件分岐、Gemini Notebookへの質問、Geminiによる返信案作成、Gmailへの下書き保存という流れ。
実際に設定した返信案作成の流れ。送信前に確認できるよう、Gmailの下書きに保存します。

確定した予約を整理し、カレンダーと管理シートへ

予約内容が確定したら、メールの内容をGeminiに整理してもらい、そのままGoogleカレンダーへの登録を依頼できる流れを整えました。

同時に、予約管理のスプレッドシートへ貼り付けられる形でも出力します。シートへの貼り付け・入力は、現在は人が行っています。

予約確定後の、現在の進め方
  1. 01 / 内容を整理確定したメールの内容を、Geminiに整理してもらう
  2. 02 / 予定を登録GeminiにGoogleカレンダーへの登録を依頼する
  3. 03 / シートに反映貼り付け用の出力を確認し、人が予約管理シートへ入力する

予約管理シートを中心に、請求までの流れを整える

予約管理シートに必要な情報がそろえば、そこを中心に請求書作成までを進めやすくなるよう、シートと作業の流れを整えています。

現在は、新しいコースの追加や料金改定が重なり、請求の流れをまだ安定させている段階です。請求書作成の自動化を次の目標にしながら、まずは今の運用でうまく進まないところを、一つずつ見直しています。

今、仕組みにしていること

返信案の下書き、Geminiによる確定内容の整理とカレンダー登録、予約管理シートに貼り付ける情報の出力。

人が確認・入力していること

返信案の確認と送信、予約管理シートへの貼り付け・入力。

これから整えていくこと

コースや料金の変更にも対応できる請求の流れと、請求書作成の自動化。

使う人の慣れ方に合わせて、少しずつ

大切にしているのは、ご夫婦が日々の仕事で無理なく使えることです。慣れた作業を残しながら、負担になっている部分から少しずつ仕組みに置き換えています。

取り組みを続ける中で、ご夫婦もPCやAIの操作に少しずつ慣れてきました。使う人の変化や、園のコース・料金の見直しにも合わせて、仕組みを育てている事例です。

今のやり方と、使う人のペースから。
日々の仕事に合う仕組みを、一緒に考えます。

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