現場での実践・自主制作 / 学習塾
テストの自動化
小学生の小テストも、中学生の英単語テストも、授業に合わせて自動で用意。日々の準備や補充の手間を減らし、講師が授業に、生徒が学びに集中できる環境を目指しました。
- 取り組み
- 小学生の小テスト作成 / 中学生の英単語テスト作成・印刷
- 制作区分
- 自身が関わる学習塾での業務改善
- 英単語テストで
使用した道具 - Googleスプレッドシート / Google Apps Script(GAS) / Googleドライブ
小学生|教室独自の小テストを、毎日自動で
教室独自のテストを使いたい。でも、日々の授業や教室運営の中で、毎回の準備にかける時間はない。小学生向けの小テストでは、この両方に応える仕組みを考えました。
テスト作成の流れを自動化し、その曜日の人数や学年に合わせた小テストが、毎日同じ時間に出力されるようにしました。教室で必要な内容を、必要なタイミングで用意する取り組みです。
中学生|英単語テストの作成から、印刷まで
中学生の英単語テストでは、毎回異なる問題を作成し、曜日ごとに、生徒のレベル別の人数に合わせて自動印刷。作成したPDFの保存までつなげ、テストの補充や差し替えを見直しました。
授業中にも発生していた、テストの補充
以前は、英単語データからランダムに作成したテストを数種類印刷し、ファイルに保管していました。講師は授業のたびに必要な枚数を取り出し、少なくなればコピーで補充。問題を定期的に入れ替える作業も必要でした。
最後の1枚を繰り返しコピーして用紙が見づらくなったり、授業中にコピーを取りに行ったりすることもありました。同じテストを繰り返すうちに、生徒が単語ではなく問題の順番を覚えてしまうことも課題でした。
曜日と人数に合わせ、必要な分を自動で用意
Googleスプレッドシートの英単語データをもとに、毎回異なる問題のテストを作成します。曜日ごとに、レベル別の人数を登録しておくと、指定した時刻に、レベルごとに必要な枚数を自動印刷する仕組みにしました。
例えば、その曜日に20人が受けるなら、レベルAを10枚、レベルBを5枚、レベルCを5枚。生徒一人ひとりのレベルに合ったテストを、毎回そろえられます。
作成したPDFはGoogleドライブに保存し、「印刷前」「印刷済み」のフォルダで自動管理。印刷に失敗したときや枚数が足りないときも、保存したPDFから再印刷できます。
これまで
- 数種類のテストを作成・印刷
- ファイルに保管し、授業ごとに取り出す
- 不足するたびにコピーで補充
- 定期的に問題を差し替える
今の仕組み
- 英単語データと、曜日ごとのレベル別人数を登録
- 指定時刻に、毎回異なるテストを自動作成
- レベルごとに必要な枚数を自動印刷
- PDFを保存し、必要に応じて再印刷
授業と学びに集中しやすい環境へ
- テストの補充や問題の差し替えにかかる作業を削減
- 授業中にコピーのために手を止める機会を減らせる
- 英単語テストでは毎回問題が変わり、順番だけに頼った暗記を防ぎやすくなる
- 保存したPDFから、印刷トラブルや枚数不足に対応できる
大切にした、3つの視点
講師が、授業に集中できること
日々の補充や差し替えを仕組みに任せ、授業中の小さな中断を減らすことを目指しました。
生徒にとって、良いテストになること
小学生には教室で使いたい内容のテストを。中学生の英単語テストでは毎回問題を変え、順番ではなく、単語そのものに向き合えるように考えました。
印刷に失敗しても、困らないこと
自動印刷とPDFの保存を組み合わせ、うまく印刷できなかったときにも、手元で対応できるようにしました。
日々の仕事の中にある、小さな手間から。
今のやり方を聞きながら、一緒に考えます。